メール・ド・グラス氷河の源頭部、回りをモン・ブラン山群に取り囲まれた広大な氷河の雪原ヴァレー・ブランシュ(白い谷の意)。
すっきり晴れわたった夏の一日、氷河トレッキングを楽しんだ。(藤原 義弘)
7:30am ロープウェイ乗り場でガイドのMr.Thierryと待ち合わせ |
ロープウェイが高度をあげる。 シャモニーの谷に朝日が射し込む |
雪と氷の絶壁にも朝の光が |
8:06am エギーユ・デュ・ミディ駅出口の橋から ここは高度3842m、富士山より高い |
岩のトンネルを抜けると、そこはバレー・ブランシュへの入口 ここでアイゼン、ハーネス、ロープ装着。最初はいきなりやせた稜線。 反対側から登ってくる登山者とのすれ違いに注意 |
シャモニーの町との高度差は2800m、足がすくむ。慎重に |
やせた稜線を下り、広いフラットな場所でルート確認とパノラマを楽しむ |
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バレー・ブランシュの全景、左はグランド・ジョラス 左下はスキーの跡、ルートはスキーの跡に沿って右へ |
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バレー・ブランシュの全景-2 右岩峰の基部左を通りクレバス帯を抜け、中央正面の岩山エルブロンネルまで約5km 650mの下りと300mの登り。歩行時間約4時間 |
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エギーユ・デュ・ミディをバックに 上の写真撮影の場所 |
ガイドのMr.Thierry |
岩壁に向かうクライマー達。この付近はロッククライミングのメッカ 目をこらすと沢山のクライマーが岩にとりついているが分かる |
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向こうはモンブラン・デュ・タキュールへのトレース |
水分補給のガイド氏 |
後半の登り、結構きつい。左前方はダン・デュ・ジェアン4031m |
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崩壊するクレバス |
クレバスを覗き込む |
クレバスを通過する。ここはロープが必須。 |
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氷河トレッキングも終盤 |
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11:50am トレッキングの終点、テレキャビン駅エルブロンネル屋上からのモン・ブランの眺め シャモニー側と打って変わって荒々しい表情を見せている |
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ダン・デュ・ジェアン4031m ガイド氏曰く:固定ロープがあるので比較的簡単に登れるとのこと? |
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エルブロンネルからのイタリア側の眺め 2日前に登ったグラン・パラディッソ(中央奥)が見える。 |
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帰りはエルブロンネルからテレキャビンで一気にエギーユ・デュ・ミディ(左上方)へ |
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テレキャビンは4人乗り3連 |
13:15 エギーユ・デュ・ミディが近づく |
テレキャビンから今日通過したクレバス帯を見下ろす 中央に細いルートが左右につながっているのが見える |
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今日は快晴無風という好天に恵まれ、ルートもはっきり確認でき、口笛を吹きながらの雪上ハイキング・・・ といういい条件で歩けたが、ひとたび天気が崩れ雪や霧になるとヒドゥン・クレバス (雪が表面を覆い隠れているクレバス)が多いので単独行は非常に危険だ。 クレバスに落ち込んで行方不明となり後年、氷河の末端から足や手が出てくることがある・・・という話も聞く。 やはり、安全のためガイド(あるいは信頼できる経験者)とロープを結んで歩くのが必須と思いました。 |
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