剱岳源次郎尾根登攀の記録
山行日 : 2010-06-13    天候:晴れ〜曇り
メンバー:(北摂山の会)荻野忍、藤原義弘(記録)     (立山ガイド)稲葉英樹
一昨年5月別山ルート、昨年5月早月尾根、そして今年は源次郎尾根と3年連続。
近畿地方では梅雨入りの日、こちらはまずまずの天候、稲葉氏のリードで安心で快適な岩稜・雪稜の登攀ができた。
この時期剣沢小屋が開いていなく、剣御前小屋をベースとしたので往きは下り700m、上り900m、
帰りは下り900m、登り返し700m(合計上り1600m、下り1600m)、所要時間12Hの登攀となった。



剣御前小屋を3時半出発
剣沢雪渓下降中に黎明を迎える




中央の雪のルンゼが取り付き点
ここでアンザイレン




いきなり雪の急な登り




慎重にステップを切る




ルンゼの上部から見下ろす




6時 T峰のピーク2709m。後方は立山別山
 出発から2時間半




T峰〜U峰の間の狭いリッジ。バランスをとって慎重に通過




U峰のピーク2770mにて。バックは剣岳頂上。
8:25 出発から約5時間




懸垂下降の支点
残置スリングがたくさんあるが、信頼のおける中心のボルトを使用




稲葉ガイドがトップで降りる




下の確保OK〜。背景は長次郎雪渓と八ツ峰の稜線




藤原義が下降。空中へ出ていく緊張の一瞬。




続いて荻野が降りる




無事下降、懸垂下降基部




U峰を振り返って
約25mの懸垂下降




祝!!U峰通過





















U峰を越えれば本峰ピークまであと少し
(高度差200m
















剣岳頂上2990m。左から稲葉ガイド、藤原義、荻野
10時着、出発から6時間半





下降開始、カニのヨコバイ、
ステンレスの立派なクサリがあるので安心





ハシゴもある




カニのヨコバイ基部




平蔵のコルから平蔵谷の下降、出だしは急勾配
11:15 出発から約8時間




源次郎T峰、U峰を左手に眺めながら下る




落石が多い




下から仰ぎ見た平蔵谷




途中、滑落停止訓練や




シリセードをしながら下降する




剣沢雪渓の登り返し、高度差約700m、
これが結構きつ〜い






剣御前小屋着 15:30 出発から12時間
最後はヘロヘロ、だけど達成感・満足感で一杯でした



付録  (次の日はみくりが池温泉で疲れをとり、天狗平山荘泊)

雷鳥のお出迎え。みくりが池温泉で




最終日、天狗平に遊ぶ。登ったピークを眺めながら。



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送