アプローチに時間がかかるが、ひとたび中に入ると美しいナメや瀞(トロ)、斜瀑の直登、
さらに源頭部ではビロードのような苔の間から湧き出る黒部川最初の一滴などに
胸躍らせながら快適な遡行を楽しんだ。また遡行終了地点から稜線までの
広大なお花畑の登りは、まさに天上の楽園の感すらあった。（記録：藤原 義弘）
写真枚数が多いので前半と後半に分けて作成します。
折立ｷｬﾝﾌﾟ場で一泊
7:40 折立スタート
登るにしたがって有峰湖が眼下に
暑くてきつい登りだ
広大な草原の中を行く
草原に池塘が点在している。ﾆｯｺｳｷｽｹﾞもまだ残っていた
13:50 太郎小屋着
ｷｬﾝﾌﾟ場まであと20分、下りのみ
生ビールで乾杯
ｷｬﾝﾌﾟ場への木道
前方は薬師岳
薬師峠ｷｬﾝﾌﾟ場、満杯
16:20 少し離れた高台にフラットなスペースあり、ラッキー
4:30 起床、空がﾓﾙｹﾞﾝﾛｰﾄに染まってくる
黒部源流の山々
薬師沢を目指しての下り
10:16 入渓地点
薬師沢小屋吊橋手前から沢に下りる
いよいよ遡行開始
左岸のへつり−１
左岸のへつり−２
水深は膝くらい
高巻き
12:20 赤木沢出合−１
本流は直進、赤木沢は右へ入る
赤木沢出合−２
赤木沢出合−３
後ろの渓が赤木沢、右から高巻く
大文字草
高巻取り付きの木陰で
高巻を下りる中村隊員
10ｍ二段の斜瀑
赤木沢最初は２０ｍのナメ
2段２０ｍの斜滝
斜滝の登り
ナメ滝を見ながら一本
ナメ滝を直登する谷村隊員
ナメ滝上部
左岸を高巻く中江ﾘｰﾀﾞｰ
滝の落ち口
水はあくまで澄みきっている
トユ状１０ｍ斜瀑
河原でビバーク(ﾋﾞﾊﾞｰｸ地には15:00頃着) ここでソーメン、焼きナスを食べられるとは 美味、中江さんサンキュー！！
夜も更けて
流木で焚き火
ビバークもいいですねえ。明日もいい天気になりそう
つづく・・・
